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立ち会いなし・面会禁止コロナ禍の出産

コロナ真っ最中2022年に出産をして、現在0歳の子育てに励んでいます。

初めての出産だったにも関わらず、ひとりでの出産。

不安もありましたが、振り返ってみるとデメリットばかりでもなくメリットもあったと感じています。

目次

立ち会いなしの出産

コロナ第6波の余波が残る中、第一子を出産しました。

出産の流れ

流れ
病院到着&PCR検査

深夜1時頃から陣痛があり、明け方夫と共にタクシーで病院へ。

入口で陣痛に耐えながらPCR検査を受ける。

流れ
分娩室到着&夫はここまで

PCR検査の陰性を確認後、分娩室へ案内される。

夫は分娩室に荷物を運び、ロビーで待機。

流れ
ひとり陣痛に耐える&出産

助産師さんから的確なアドバイスとエールをもらいながら、陣痛に耐え、無事出産。

分娩室へ行く前にPCR検査を受けたことと、分娩から陣痛をひとりで乗り切りました。

立ち会いなし出産は悪くない

出産は一人一人感じ方が違う経験になると思います。経膣分娩の場合の個人の感想としてご覧ください。

わたしの立ち会いなし出産の感想としては、この2点に尽きます。

  • 出産に向けて覚悟が決まる
  • 看護師さんが本当に頼りになるから問題無い

 

わたしは初めての出産。

すべてが未知な上、最初から最後まで頼れるのは病院のスタッフさんと自分自身だけ、ということが分かっていたので、本当に、相当な覚悟で挑みました。

何が起こったとしても、家族会って気持ちを共有できるのは入院が終わった1週間後。

何が起こっても、病院の先生と相談しながら自分の頭で考えて対処するしかない。

そのため、出産が終わった時の感想としては。

suu

あれ?こんなものか...。

決死の覚悟で挑んだということもあり、わたしの中では何があっても受け止めるという覚悟が固まっていました。

世界の80億人の人口の裏には、80億回以上の出産があったということで、特別な経験だけれど、特別ではない、ということ感じました。(これ以上に表現しきれない...。笑)

陣痛は辛いものでしたが、誰かに付き添ってもらったとして、その辛さが軽減されたかというと、わたしは軽減されなかったと思います。

夫には想像もできないだろうし、経産婦の母であっても陣痛の感じ方は人それぞれなので、100%共感してもらえているという感覚はうまれなかったと思います。

suu

100%共感してもらえたとて、痛いものは痛い。

 

陣痛を耐えるためにテニスボールをぐりぐり...という光景をドラマで見かけることもありますが、どのタイミングでぐりぐりするのかも分からないくらい、必死でした。

しかし、ひとりで悶絶するので、まわりを気にすることなく過ごせるので(どんな奇行をしても看護師さんはなれているだろうし)、個人的にはいきみ逃しに集中できたように感じます。

 

そして、赤ちゃんが出てくるまでは、そばに家族がいないということもあって、看護師さんが常にどなたか傍に付いてくれている状態でした。

  • お産の進み具合の経過を知らせてくれる
  • 痛みの逃し方
  • いきみ方
  • 休憩のタイミングを教えてくれる
  • 水分補給の補助

完璧なアシストと、ひたすら応援をしていただけて、看護師さんは本当に頼りになりました。

頼りになるのは家族ではなく、やはりプロの方だと思いました。

suu

初産なのにいきみが上手いと褒められた(けっこう嬉しい)

出産が終わってからも、スマホで赤ちゃんとわたしの写真をたくさん撮っていただき、至れり尽くせりでした。

面会禁止1週間の入院

初めての出産を終えて、すぐに始まる母子同室。

6日間の入院では一切面会ができず、子どもの誕生の喜びをすぐに家族と共有するということができなかったことは、本当に残念でした。

しかし、悪かったことばかりではなく、面会が無かったことで良かったと思えることもありました。

他人の目を気にせず過ごせる

面会禁止ということは、自分への来客が無いということはもちろん、他の入院の方の来客も無いということ。

面会OKであれば、夫・子ども・両親・義理の両親・兄弟...が入れ替わり立ち代わり、お祝いに来ます。

自分あての面会だけなら良いと思いますが、大部屋であれば、入院しているママの誰かしらの来客が入れ替わり立ち代わり、常に誰か来ている、という状態ではないでしょうか。

suu

想像するだけで、かなり疲れそう...。

しかし、今回は面会禁止ということで、部屋の出入りするのは、こちらの方々のみでした。

  • 医師
  • 看護師
  • 清掃の方
  • 配膳をしてくれる方

そのため、大部屋の入院でしたが、かなりリラックスして過ごすことができました。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別がついていないため、24時間寝て起きてを繰り返します。

ママも母子同室で対応するとなると、昼に来客対応、夜は寝る、ということは難しいです。

今赤ちゃん寝てるし検査もないし寝よう!というタイミングで誰かの来客が来ていたら、休まらなかったと思います...。

 

知り合いには誰にも会わないという安心感から、1週間ほぼ鏡もろくに見ずに、気を抜きに抜いて過ごしました。

suu

安心してノーメイク、頭ボサボサ。

産婦人科の廊下もパジャマで堂々とかっ歩。

産婦人科なので入院患者は全員女性、看護師さんも病院のスタッフさんも99%女性だったので、女子校ってこんな感じ?と思いながら。(違ったらごめんなさい。笑)

 

また、出産後は感情の浮き沈みがジェットコースター。

同室で誰かの会話を聞いていると、普段は全く気にならない内容でも、心の負担になる可能性もあります。

suu

何もしていなくても涙か出るというママさんもいたり。 

わたしは今回が初めての出産だったということもあり、なかなか上手く母乳をあげられなかった時、1日違いで出産した隣のベットのママさんが「赤ちゃんが母乳をしっかり飲めている」という会話を看護師さんとしているのを聞いただけで、かなり焦りました。

看護師さんから、隣は経産婦(出産初めてではない方)だから会話は気にしないようにね^^と、フォローをいただいて安心したのを覚えています。

 

育児に集中できる

本来なら、家族と一緒に赤ちゃんを囲んで、誕生の喜びを共有しながら、徐々に赤ちゃんのお世話に慣れていく、という流れだと思います。

しかし、夫ですら面会ができなかったため、出産後は、分娩台から降りてOKとなるまではぼーっとして、そこからは即育児スタートという、こちらも気持ちをどう切り替えてよいやら。

確かにわたしから出てきたはずの赤ちゃんが横にいるけれど、だれかと話をして実感を持ちたいという気持ちでした。

 

そして、私が出産をした病院は、母乳育児のアドバイスを助産師さんから受けることになっており、怒涛の母乳を出すための訓練が始まります。

出産後は勝手に母乳が出るものだと思っていたため、母乳は出そうと頑張らないと出ないことを、ここで初めて知ります。

昔堅気の厳しめの助産師さんからは

授乳は最初は痛いでしょ?身も心もボロボロになってママになっていくのよ~。

という精神論的なご指導があり、こちらは内心。

suu

(すでに出産でボロボロなのにミルクじゃだめなの??)

ここは病院というより母乳を出すためのトレーニングセンタ―...?と思いながらも、話し相手もいないので、やることも他にない。

促されるまま完母(ミルクではなく母乳のみで育てること)への道を目指して、ひたすら育児に集中しました。

  • 授乳
  • おむつ替え
  • 赤ちゃんを眺める

この3工程を24時間×6日間みっちり続け、退院時にはしっかり母乳がでるようになりました。

 

助産師さん曰く、3~4時間ごとの授乳を絶え間なく続けると、ホルモンの関係で母乳が出るようになる、とのこと。

面会が無いため、まず授乳のスケジュールを作って、それ以外のところで食事を摂ったり、検診に行ったりという過ごし方になるので、入院中は1度もスキップさせることなく3時間ごとに授乳を行っていました。

面会があった場合は、ついつい話し込んでしまったり、タイミングが取れなかったりして、授乳間隔がここまで厳密に3時間を守れなかったかもしれません。

どんな経験も良い思い出

少し心残りがあるとすれば、ふにゃふにゃの産まれたて赤ちゃんに、夫が会えなかったこと。

生まれてから1週間もすると、むくみが取れてくるため、顔つきが少し変わっていて、そこは残念でした。

夫曰く、赤ちゃんに会えなかったこともですが、一番は実物に会わずに名前を考えるのが相当苦労したとのこと。

suu

そりゃそうだ^^;

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この記事を書いた人

暮らし|子育て
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ワーママの暮らし日記「まめのすみか」です。
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